浴槽のリフォームで後悔しない5つのコツ!浴槽のメリットとデメリット

浴槽 リフォーム 値段

・浴槽で安さを求めた結果

値段に釣られて浴槽を取り替えたら土台がボロボロで構造体を補強したら追加工事が必要になり、思いのほか高額になってしまった。

構造体 補強

両親が同居することになり浴槽のリフォームをしたばかりなのに、車椅子が入れるように浴室の扉を幅を広げる必要になってしまった。

浴槽 安さ 結果

このような事態にならないためにも浴槽リフォームのポイントを一緒に見ていきましょう。

【浴室ドアの交換をお考えであれば参考になる記事があります。】

ご家族が満足できる浴室ドア交換方法の最適な比較の仕方を紹介します。以前と同じ開き戸にして失敗しないように利用目的を考えましょう。カバー工法で簡単にできますがメリットとデメリットがあるので浴室ドア交換で成功する8つのポイントで確認して下さい。

・成功する浴槽リフォームのコツ

浴槽リフォームは簡単なようでいて、浴室の現状や業者選定により施工費にバラツキが出てきます。

失敗しないように注意ポイントを紹介して行きます。

浴槽の特徴を知る

マンションや一戸建てでよく採用されているユニットバスの浴室であれば、FRP製浴槽の方が品番さえ調べれば、簡単ですし比較的安く浴槽の取り換えができます。

人工大理石製浴槽やヒノキの木製浴槽であれば豪華な雰囲気を得られますが、メンテナンスで注意が必要であったり高額になる可能性が高いでしょう。

それぞれの浴室の特徴を知ることで、ご家族にあった浴槽にリフォームすることができます。

浴室の工法は

ご自宅の浴室がユニットバスなどの乾式工法で施工されているのであれば比較的容易に浴槽の取り換えができるでしょう。

湿式工法で施工されているのであれば防水工事が必要になり作業工程が増えるので、乾式工法よりも高くなる傾向にあります。

浴室全体をリフォームする

浴槽の汚れや不具合で浴槽単体を交換したい気持ちは分かりますが、特に湿式工法の場合には据え付け箇所の下地の補修や防水補修が必要な場合もあるので、浴室の床と壁の仕上げとのバランスを考慮するとまとめてリフォームした方が見栄えが格段にアップするでしょう。

浴室全体をリフォームする

可能であればキッチンやトイレなどのリフォームも一緒に行うことで、現場管理費や諸経費などの節約に繋がりますしメーカーも統一すれば価格調整も相談しすくなります。

補助金を活用する

補助金

ご高齢の両親が利用しやすいように浅い浴槽に取り換えるなどのバリアフリーリフォームをするのであれば、市区町村の担当窓口で介護保険制度を利用して補助金の申請ができる場合があるので条件を確認されると良いでしょう。

浴槽を得意とするリフォーム業者

ご自宅の浴室のお悩みを解決できる最適な浴槽のリフォームプランを提案できる業者が最適でしょう。

リフォーム業者

施工実績が多く独自のアィデアを提案してもらえると理想的です。

気に入った業者に相見積を依頼して同条件で比較検討することで、見積もり落としや極端に高い項目が浮き彫りになります。

浴槽の相場が分かれば価格交渉の基準が明確になるでしょう。

【浴室のタイル補修をお考えであれば参考になる記事があります。】

浴室のタイルがひび割れてしまい補修をお考えですか?長い間放置しているとひび割れが広がったり水分が浸透して壁の下地や土台を腐らしシロアリ発生の原因になる可能性があります。浴室のタイルひび割れを自分で補修する方法と業者へ依頼するコツを紹介します。

・浴槽の値段と特徴

浴室が乾式工法なのか湿式工法でも施工費用は変ってきますが10万円~120万程度が目安となります。

浴槽廻りの下地の補強が必要な場合もあるので見積もりを取られた方が間違いないでしょう。

浴槽 値段 特徴

FRP製浴槽

ガラス樹脂強化プラスックで造られた浴槽で衝撃にも強く値段も手ごろで比較的補修がしやすいので人気があります。

メリット

メンテナンスがしやすい。

お求めやすい値段。

デメリット

グレードによるが安っぽい印象。

キズが付きやすい。

値 段

およそ10万円~40万円が目安。

人工大理石製浴槽

大理石の風合いが清潔感を醸し出す浴槽で表面が平滑なので掃除がしやすいです。

メリット

メーカーによりバリエーションが豊富で選択肢が広い。

透明感がある。

表面の光沢の度合いを選択できる。

天然の大理石よりもコストパフォーマンスが高い。

デメリット

洗剤との相性を確かめる必要がある。(塩化メチレンなどに弱い製品がある)

比較的コストが高い。

キズが付きやすい。

熱に弱い。

ポリエステル樹脂製は黄ばみやすい。

値 段

ポリエステル樹脂製はおよそ20万円~45万円程度が目安。

アクリル樹脂製はおよそ50万円~100万円程度が目安。

鋳物ホーロー製浴槽

保温性が高くて汚れに強いですが重量があるので据え付けには手間が掛かります。

メリット

保温性が高い。

表面がガラス質でコーティングされているので光沢が長持ちする。

デメリット

比較的コストが高い。

本体重量があるので2階の浴室のリフォームは、搬入が他の浴槽と比べると手間が掛かり建物の工法により設置部分の構造的な補強が必要となり工期が長くなることがある。

値 段

およそ20万円~110万円程度が目安。

木製浴槽

高価ですがヒノキは独特の香りと自然木の質感を味わえますが、換気を怠ると黒ずみやぬめりが発生しやすいでしょう。

メリット

保温性が高い。
木材の温もりがある。
香りが良い。

デメリット

比較的コストが高い。

黒ずみや、ぬめりが発生しやすい。

施工できる業者が少ない。

手入れに手間が掛かる。

値 段

およそ55万円~120万円程度が目安。

タイル貼り浴槽

コンクリート造の浴室に採用されやすいタイル貼りの浴槽は、デザイン性が高いですが目地のお手入れに手間が掛かります。

メリット

いろんなデザインやサイズのタイルを選ぶことができる。

高級感がある。

耐久性が高い。

部分補修がしやすい。

デメリット

劣化によりコーキングが切れてくるので定期的なメンテナンスが必要。

寒い時期は脚触りが冷たく感じる。

値 段

およそ38万円~80万円程度が目安。

ステンレス製浴槽

ステンレスの特性であるサビが発生しずらくてキズに強いでしょう。

メリット

保温性が高い。

耐久性が高い。

メンテナンスがしやすい。

比較的安い。

デメリット

金属特有の触り心地

表面加工の凹凸に汚れが溜まりやすい。

無機質な見た目。

塗装仕上げ面の剥がれ。

値 段

およそ10万円~25万円が目安。

・浴槽リフォームのまとめ

浴槽はご家族が日頃の疲れを癒せる大切な場所ですが、選び方を間違えてしまうとメンテナンスに手間が掛かったり思ったイメージと違いがっかりすることがあります。

家族でショールームにより実物の肌触りや広さなどを確かめられることをお勧めします。

それぞれの浴槽の特徴とリフォームポイントをチェックすることで理想的な浴槽に生まれ変わることでしょう。

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