対面キッチンで視線を遮る目隠し作りの注意点を紹介していきます。
・キッチンが丸見えで恥ずかしい
対面キッチンは家族の様子がいつでも見れて気に入っているけども、リビングにお客様がいらっしゃると視線が気になってどうしようもない。
このような奥様のために対面キッチンの目隠しを作るポイントを見ていきます。
【キッチンカウンターの天板だけを交換したい方に参考になる記事です。】
・対面キッチンの目隠しポイント
対面キッチンで料理やお片付けをしている様子を家族以外に見られたくない方が重要視するポイントを一緒に考えてみましょう。
どのくらい目隠しする
対面キッチンの目隠しを奥様がどの程度したいのかにより、簡易的に済ませるのか業者に依頼が必要なリフォームになるのか決まってきます。
単に見られるのが恥ずかしいのであれば、カウンター上にお洒落なレースのカーテンやお気に入りの布をフックで取り付けたり、小さなボックスを幾つか置いて可愛い雑貨を飾る程度でも十分でしょう。
リビングで寛いでいる来客に対して調理中の音や匂いが不快に感じさせていないか、気を使われるのであれば木製の引き違い窓でキッチンの空間を遮断することになります。
奥様の要望をキッチンの専門業者に相談されてプランを作りましょう。
予算はどれくらい
お金をあまりかけたくないのであればキッチンの開口部の上につっぱり棒を押しピンで固定して布を潜らせて垂らすだけでも目隠しになります。
インテリアショップで小さな飾り棚を見つけ、趣味の小物を配置してリビング側にセットすると良いでしょう。
もう少しお金をかけられるのであれば、壁の色合いに合わせたロールカーテンを取り付けると室内の統一感が生まれます。
奥様のイメージした目隠しをするのであれば木製の窓にすりガラスをはめ込んで設置すれば、好きな時に開閉ができるので便利ですが他の方法と比べると材料費、製作費用が必要となるので高額になるでしょう。
キッチンのリフォーム業者に相見積もりを依頼してプランを比べられると良いでしょう。
おしゃれ度は
奥様の好みがナチュラル系なのかスタイリッシュなイメージなのかにより色合いや方法が違ってくるでしょう。
ご自分で目隠しされるのであれば自由にできますが、業者に依頼されるのであれば要望を伝えて目隠しプランを数パターンは作ってもらいます。
温かみを感じたいのであれば木製ブラインドでさり気なく視線を遮っても良いでしょう。
目隠しのデザインによっては、お洒落で落ち着けるカフェの雰囲気だって作り出せます。
木製の飾り棚や箱を置いてお気に入りの食器やグラスをレイアウトしてもワクワクして楽しいです。
素材のカタログや実物サンプルで質感も確かめておけばイメージ違いも少なくなるでしょう。
住宅雑誌やショールームに、ご夫婦で出かけてキッチン空間の中にある目隠しを参考にされても良いです。
【お洒落な目隠しをお考えの方に相談できる業者探しで参考になる記事を書きました。】
DIYが好きか
ご主人や奥様自身DIYに興味があったり、普段から趣味で得意とされているのならキッチンに合わせて目隠し造られると良いでしょう。
リビングからの視線を半減させる感じで園芸用の木製ルーバーを部分的に取り付けたり、難易度は上がりますがお庭で使う木製のラチスにポリカーボネイトをはめ込んで小さな建具を造って、レールで滑らせれば可動できる引き違い窓の完成です。
ただし一度キッチン周りにビスを打ってしまうと痕が残ってしまうので慎重にしなければならないでしょう。
腕に自信がないのであればやはりプロに任せた方が安心です。
簡単に目隠し
旦那様も仕事で時間が無いし、奥様も育児や家事で忙しくて目隠し考えたり業者を探している暇がない方もいらっしゃるでしょう。
可愛らしい箱をお手軽に購入してキッチンカウンター上に等間隔で飾ります。
調味料や調理用具であれば収納にそのまま使われても良いし、箱の上にカワイイお人形や小物を飾れば視線を楽しませることもできるでしょう。
天井に突っ張れるパーテイションやカウンターに吸盤で簡単に取り付けできるスクリーンなどの既製品もあり、ネットで購入できるのでお手軽です。
料理中の油や水撥ねがあるので汚れを拭き取りやすい質感の製品を探しましょう。
彩光は欲しい
光を通して奇麗なガラスブロックを幾つか並べて置くことで適度に視線を遮り明かりも満たされます。
本来は壁に埋め込むことで明かりを取り込むための製品なので、側面の質感が仕上げられていませんが見栄えはそれほど気にならないと思います。
滑り落ちると危ないので強力な両面テープなどで固定されると良いでしょう。
本格的に目隠しを造るのであれば、明り取りの引き違い窓を造ることでリビングに差し込んでくる太陽の日差しを感じることができるでしょう。
曇りガラスや凹凸のあるガラスであれば人影が見える程度にもできます。
収納したい
キッチンで利用される調味料や小さな調理道具を飾りながら、小物が収納できる目隠しを造ることもできます。
収納棚の高さを下がり壁いっぱいまでにする場合は、両サイドか左右どちらかに造ることでキッチンが見える範囲をコントロールできます。
収納棚を20㎝程度の低めに抑えてカウンターの幅いっぱい造れば、リビングもすぐに見渡せるし訪問者がいても近くまで接近しないと手元は見えずらいでしょう。
自然を感じたい
キッチンにグリーンが欲しい場合には、カウンターの上に小さな観葉植物や日陰でも長持ちする鉢植えのお花を配置しても立派な目隠しになります。
好みのホーロー雑貨を受け皿にすれば植木鉢を隠せるし明るい印象になるでしょう。
木製の質感を重視した飾り棚やキッチンの小物を一緒に飾るとバランスが良くなります。
・まとめ
対面キッチンはお洒落だし家族が見渡せて素敵ですよね。
でもお客様がいらっしゃるとキッチンが丸見えになり家族と違い気を使うのが難点だったことでしょう。
あたなの目的によって目隠しの作り方が決まってくるのでヒントにして下されば幸いです。
【キッチンリフォームの見積もりをお考えの方に読まれている記事です。】