洗面台を交換する方法!失敗しないための3つのポイント

洗面台リフォーム

子供達の要望でシャンプーができる洗面台に取り換えようと思っていますが、種類が多くて決めかねています。

このような方に洗面台のリフォームで失敗しないための、秘訣はどのようなものなのか一緒に考えてみましょう。

最初に基本となる洗面台の取り換え方法を見てみましょう。

・自分で洗面台を交換したらどうなるか

洗面台 交換

素人目には洗面台は家具のように、移動が容易く見えますが複数の工事が絡んでいて意外と難しいリフォームです。

【洗面台の交換方法】

1、古い洗面台の取り外し搬出

洗面台の下の方にある給水管や配水管を水道リフォームの作業員により取り外します。

洗面台 止水栓

給水管に水圧が掛かっているので事前に止水栓を完全に止めます。

次に化粧台と化粧鏡を取り外します。

室外へ搬出するので傷をつけないように、壁面や床面を養生シートで覆い慎重に運び出します。

洗面台 取り外し

2、壁の耐水クロスと床の仕上げ材を貼り替える

水回りなのでカビや汚れ、剥がれなどがある場合には内装工事の作業員により、既設の汚れたシートなどを剥ぎ取り、下地処理をして耐水性能が高いクロスやクッションフロアなどの仕上げ材を貼ります。

壁クロス貼り

壁や床下地材が湿気などで腐っている場合には、下地部分の大引きや根太なども内装大工により補修することが必要となります。

3、新しい洗面台を据え付ける

洗面台

広い部屋で商品の梱包材を解体して慎重に洗面台を搬入して据え付けます。

引き続き化粧鏡を取りつけて、水道リフォームの作業員により給排水管を接続します。

最終的に水の流れや圧力、配管の繋ぎ目からの水漏れが無いかチェックして完了です。

このように洗面台の交換には水道工事や内装の仕上げ工事、下地が腐っていたりすると場合によっては木工事も含まれてくるので、洗面台リフォーム業者に依頼した方がトラブルも無く安心だと思います。

洗面台 床下地腐れ

洗面台のリフォームを失敗しないための秘訣を紹介します。

・洗面台の交換を失敗しない方法

洗面室のリフォームでメインとなるのが洗面台ですから、選び方を間違うと後悔することになるので手順に沿って進める必要があります。

1、洗面台を選択する

節水機能

洗面室の洗面台が設置されてる場所の幅や高さ、奥行きを測り商品を選びます。

メーカーにより特徴があるので、収納キャビネットや節電のLED照明、節水機能のある水栓、デザインなどを考慮しながら、家族で各メーカーのショールームなどで実際に見て触って確かめましょう。

2、予算を決める

洗面台 予算

洗面台のグレードにより10万円から40万円くらいまであるので、必要であれば内装工事も含めた予算を組みましょう。

リフォーム予算が厳しいのであれば、取り敢えず希望の洗面台単体の交換だけにするのか、グレードを下げて壁クロスと床のシート貼り換えまでやってしまうのか検討しましょう。

場合によっては浴室のユニットバスも一緒にリフォームすることで値引きしやすくなりコスト削減になることもあります。

ユニットバス リフォーム

3、リフォーム業者を選択する

リフォーム業者

複数の洗面台リフォーム業者に見積もりを依頼します。

業者により得意なメーカーがあると思うので、希望している洗面台により決める手もありますが、内装工事もあるので相見積により同条件で比べた方が確実です。

当然アフターサービスの保証内容や口コミなども考慮して総合的に判断して下さい。

【洗面台リフォームなどの少額工事を得意とする業者から独自の審査基準で選んでもらえる無料の紹介サイトがあるのでお忙しい方にお勧めです。】

>>>リショップナビに相談する

・洗面台リフォームで失敗しない注意点

リフォーム業者

洗面台の高さを奥さんに合わせたら、旦那や子供たちには低すぎて大きく屈むようになり腰が痛いなんてことになるので、家族間で事前に試されて中間の高さに決めましょう。

洗面台 リフォーム 失敗

蛇口も洗面だけでは無くて、掃除などで使う大きなバケツや容器でも使えるデザインを選ぶと便利です。

毎日使う洗面台ですから不便さを感じないように、実生活での使用状況をシュミレーションしてみて見落としがないようにして下さい。

洗面ボウルの形状や大きさもデザインだけで選ばないで、子供たちがシャンプーしたり洗濯物を手洗いする機会が多いなら深めで広いタイプが良いでしょう。

洗面台 ボウル深い

判断を間違うと、いつも洗面室の壁や床が滴で濡れた状態になり、ふき取りが手間になります。

・洗面台を交換するタイミンング

洗面台 交換

洗面台のボールは陶器ですから上から物を落したり、強くぶつけない限りは割れる可能性は少ないので長持ちします。

ただし表面の劣化や汚れ、キャビネットの仕上げ面の捲れや腐れ、給水配管周りからの水漏れなどがあれば必然的に洗面台を交換するタイミンングと言えます。

洗面台 水漏れ

しかし最近では高機能の洗面台が出現しています。

大き目のミラーキャビネットは収納力があり、ビルトインの水栓は見栄えが良く掃除がしやい設計になっています。

タッチ式水栓なら無駄な水を使わないのでいつでも節水できて魅力的です。

洗面台 タッチ式水栓

ご家族で話し合って浴室やキッチンなどのリフォームとまとめて、洗面台も交換してしまうのも業者の管理費や室内の養生費などを抑えられるので良いと思います。

浴室のリフォームに関する記事を書かせて頂きましたのでご参照ください。

お風呂場のリフォームで見積もりをどのように比較すれば損をしないのかを紹介します。お風呂場のリフォームの範囲を詳細に決めれば予算が決まります。高い場合にはグレードを調整したり業者との交渉になりますが成功する秘訣があるのでご覧ください⇒

・洗面台リフォームのまとめ

マイホームをリフォームしようと考えた時に、洗面台のリフォームはキッチンなどと比較すると軽視されがちです。

家族が毎朝洗顔しながら顔色を見て、その日の仕事や学校のことを思い巡らせる大切な空間です。

製品や業者選定で洗面台リフォームが失敗にならないためにも事前のチェックを怠らないことが重要です。

「洗面台の交換方法」

1、古い洗面台の給水管や配水管を取り外してから本体を搬出する。

2、既設の仕上げ材を剥ぎ取り、壁の耐水クロスと床のクッションフロアを貼り替える。

3、梱包材を解体して新しい洗面台を搬入据え付ける。

洗面台の交換には水道工事や内装工事、木工事なども絡んでくるので洗面台リフォーム業者に依頼した方がトラブルが少なく安心。

「洗面台の交換を失敗しない方法」

1、洗面台の設置されてる場所を測りメーカーのショールームで見学して決める。

2、洗面台はグレードにより10万円から40万円くらいだが、内装工事も含めると予算が膨らむので考慮する。

3、リフォーム業者はアフターサービス、見積り金額などで総合的に決める。

「洗面台リフォームの注意点」

洗面台の高さは家族の体格を考慮して中間の高さにする。

蛇口はバケツなどを考慮して決める。

洗面ボウルはシャンプーや洗濯物の手洗いを考慮する。

「洗面台を交換するタイミンング」

表面の劣化や汚れ、キャビネットの捲れや腐れ、給水配管周りからの水漏れが発生した時。

高機能の洗面台があり魅力的なので、他の浴室やキッチンなどのリフォームと一緒にすると効率的でコストを抑えられる。

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