キッチンの吊り戸棚で収納力アップ!後付けリフォームのコツ6選

キッチン 吊り戸棚 後付け

新たに吊り戸棚を後付けしようとお考えでしょうか。

使いやすい吊り戸棚にリフォームできる秘訣をご紹介します。

・吊り戸棚がないと不便

吊り戸棚がないと不便

吊り戸棚で悩んでいる 家直さん
解放感があるしその分費用も安くなるので吊り棚を付けなかったが、住むうちに調理器具や食器類などが増えてきて、収納できなくて困ってると妻から言われ吊り戸棚の後付けを検討していますが考えがまとまりません。

増える 食器

     リフォームに詳しい シゲル
家直さんのような場合には、床の空きスペースを考える必要のない、上部の空間を利用できる吊り戸棚を見直された方が宜しいでしょう。
吊り戸棚を後付けする上で何を検討する必要があるのか一緒に考えていきましょう。

・吊り戸棚の後付けリフォーム注目ポイント

使わない物は処分して空きを作る

大き目の吊り戸棚を取り付けて収納しても年々調理器具や食器類は増える一方です。

調理器具

使わなくなったフライパンや調理器具なども事前に処分することで、収納内の空きスペースを確保できるでしょう。

調理器具 使わない

新しく購入したら同じ数だけ処分するようにすれば、吊り戸棚に物が納まらない事態からは免れます。

吊り戸棚の不満は何ですか

現在キッチンに吊り戸棚が付いているにも関わらず不満に思われていることは何ですか?

吊り戸棚 不満

奥の方に仕舞った物が見えないので手前の物まで出さないと探している物が見つからない。

高すぎて重量がある物の出し入れが不便。

自分の体格と吊り戸棚の位置が合わなくて使いずらい。

このように吊り戸棚についてのお悩みは、環境により様々なので奥様の不満をしっかり聞くことで現状の吊り戸棚の取り付け高さの調整だけなのか、もっと収納量がアップさせるのか、昇降機能付きにするのかなどをキッチンの専門業者に相談されると良いでしょう。

多機能収納

何を収納したいのですか?

吊り戸棚の取り付けは、キッチンか背部の上部に取り付けることになります。

背部 吊り棚

頭上に手を掲げる格好で物を出し入れするので、大きな重たい物は不向きで、使用頻度が低く比較的軽い物が置きやすいでしょう。

土鍋 重たい

調理器具や食器以外でもタッパーや弁当箱なども仕舞えます。

簡単に取り出せる昇降機能付きで除菌乾燥できる吊り戸棚であれば、調味料やまな板、ふきんをなども収納されても良いでしょう。

調味料

【キッチンの収納棚のリフォームに関する記事があります。】

キッチンの収納棚をリフォームしようとお考えの方に注意して頂きたいポイントを紹介しています。ホットプレート、電子レンジ、トースター、圧力鍋、食器類など収納する物によって収納棚のタイプが異なります。奥様に喜ばれるキッチン収納を造るにはこちら⇒

奥様に合わせた高さで取り付ける

収納キャビネットと違い天井付近の空間を利用できる吊り戸棚は、取り付ける高さを調整することができます。

吊り戸棚 高さ調整

天井いっぱいに設置すると圧迫感はありませんが、身長の低い奥様の場合には手が届かずに踏み台が必要になるでしょう。

逆に低めに設置すると出し入れはしやすいですが、調理に集中していると扉を開けたままで頭をぶつけることがあります。

一般的には身長に応じて床から1.3mから1.5mの高さに吊り戸棚を取りつけますが、実際に普段から料理をされている奥様の体格や使い勝手を聞き取りしながら慎重に、現地でテストをしながら吊り戸棚の設置高さは決めましょう。

吊棚 高さ 奥様

ご夫婦でお料理をされるのであれば高さに影響されない、昇降機能付きの吊り戸棚もあり自動で収納物が降りてくるので便利です。

手動でもハンドル軽く引っ張りながら目の前まで収納物を取り出して、離すと自然に戻るので身長が低い奥様でも利用しやすいでしょう。

前に付けるか後ろに付けるか

吊り戸棚は通常システムキッチンとしてセットになっているのでキャビネットの上部に付けられています。

吊り棚 システムキッチン

最近では開放感を求めて吊り戸棚を設置されない場合もあるので後付けされることも考えられるでしょう。

天井内の下地材から吊り下げることになるので軽鉄や木材の補強や仕上げ材の補修が必要となります。

天井補強

最近のキッチンであれば規格製品を利用されると扉の柄やサイズも簡単に合わせられるので簡単でしょう。

背面に吊り戸棚を後付けするのであれば、現在あるカップボードや冷蔵庫の天井との間にハメ込む感じになります。

後方が作業カウンターであれば造り付けにして高さを設けることで、収納力が格段に向上できるでしょう。

前に付けるか後ろに付けるか

低コストで吊り戸棚を後付けしたい

低コスト 吊り戸棚

扉無しのオープンな吊り戸棚にすれば扉が必要ないので安くできますし、棚を高さを大きくして天井いっぱいに取り付けることで吊り戸棚上の幕板を造る必要も無く、シンプルになるのでコストを抑えられます。

どうしてもホコリが溜まりやすくなるので掃除に手間がかかるでしょう。

ネットで本体を安く購入して旦那様にDIYで休日に取り付けてもらう方法もありますが、重たい物を収納されるのであれば強度的に不安が残ります。

天井や壁面の下地材を探して補強する必要があるので専門業者に依頼された方が安心でしょう。

吊り戸棚単体よりもキッチン一式の方が価格調整しやすいし、内装のリフォーム工事と合わせて行えばメーカーを統一することで値引き率がアップすることでしょう。

システムキッチン

業者の立場からしても吊り戸棚だけのために職人を手配して1日だけ作業するよりも、2週間かけて内装の改修工事を行う方が材料の手配や現場管理が効率的になります。

デザインや色合いに捉われなけらばキッチンの専門業者は得意としているメーカーがあるので、予算を打明けて相談すればマンションなどで大量に仕入れたキッチンが倉庫に余っていて安く手に入れることもできるかもしれません。

【建設業許可の必要のない少額リフォームは信頼できる業者探しが難しいですが、敏速に電話対応で紹介してもらえるサービスがあるので詳細を記事にします。ご参考ください。】

ショップナビの評判が良いのはどうしてなのかご存知でしょうか?カスタマーサポートでご自宅の困ったに素早く相談に乗ってもらえて無料だからでしょう。リフォームの損害に保証が付いているのも安心感があります。ショップナビのメリットとデメリットを詳しく説明。

・キッチンの吊り戸棚を後付けするまとめ

キッチンの吊り戸棚がほとんど機能していないご家庭を拝見します。

何を収納してどのタイミングで取り出して使うのかがイメージされていないことが原因でしょう。

奥様が日々料理をされる大切な空間を有効利用することで家事がスムーズになり喜ばれます。

6つのリフォームポイントを夫婦で御覧頂くことで更に快適なキッチンへ生まれ変わるでしょう。

【キッチンの扉だけを交換したい方に参考になる記事があります。】

キッチンリフォームで扉だけの交換をお考えであれば知っておいた方が良いポイントがあるので紹介します。あなたがキッチンの扉に求めているのは機能性ですか?低コストですか?長持ちさせたいですか?キッチンの扉リフォーム6つの秘訣はこちらからです。

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