オール電化のメリットは火災予防だけじゃない!デメリット対応のコツ

オール電化 デメリット

IHクッキングヒーターなら子供たちに使わせても安心なのでオール電化にしてみようかと考えていませんでしょうか?

後悔しないようメリットだけでなくデメリットも含めて一緒に見ていきましょう。

・停電したらどうするの?

停電したらどうする

「電気を利用すのであれば停電したらどうなるんだろう?」そんな疑問が頭を過ぎります。

「電磁波って体に悪いらしいけども大丈夫?」子供たちのことを思うと気になります。

このようにオール電化のメリットが注目されている反面、気になるデメリットがあるのも事実ですが、対応を間違わなければオール電化は十分生活に活用できるシステムです。

具体的にどんな特徴があるのでしょうか。

・オール電化のデメリット

IH専用の調理器具しか使えない

IH専用 調理器具

IHクッキングヒーターで使用できる調理器具は、ガスコンロで今まで使っていた器具は利用できないので、IH専用と表示されている鍋やフライパンを新たに準備する必要があります。

最近ではIH専用の調理器具はかなり普及していて、お求めやすいお値段から様々な種類のお鍋やフライパンなどが揃っています。

IH専用 調理器具

停電時は使えない

深夜電力を利用してIHクッキングヒーターを作動させる仕組みなので停電してしまうと使えなくなります。

太陽光パネルで発電して蓄電池で蓄える仕組みを備えて併用すれば、万が一停電してしまっても困る事はありません。

太陽光パネル

もう一つの方法としてはガスを併用することで停電の影響を受けずに済みます。

料理によってはもっと火力が欲しいと思われる方もいらっしゃるので、ガスコンロも一緒に配置しておけば安心でしょう。

ガスコンロ

電磁波の影響

IHクッキングヒーターから発生する電磁波が体に何らかの影響を及ぼす可能性について議論されているようです。

IHクッキングヒーター以外の電子レンジやヘアドライヤーなどの電化製品からも発生しているようですが、自分自身使用していますが体調に異変を感じた覚えはありません。

電子レンジ

心配な方は、IHクッキングヒーターを製造しているメーカーのお客様サービス係まで問い合わせされるといいでしょう。

設置費用が高い

設置費用が高い

オール電化リフォームをするには、エコキュートや蓄熱暖房機などを設置するための本体価格と施工費が必要となります。

太陽光パネルなども組み合せるとかなり高額になりますが、初期費用なのでこれから先の光熱費が節約されることを考慮すると設置コストの回収見込みはあるでしょう。

・生活が充実するオール電化のメリット

電気代の節約になる

深夜電力

電気代の安い時間帯である深夜電力を活用することで差額分が節約できます。

ガス湯沸器やガスコンロを使わないことでガスの基本料も必要ありません。

火災を予防できる

IHクッキングヒーターを使用するのでガスコンロのように炎から引火したりすることはありません。

火災 予防

調理に慣れていないお子さんにでも手伝ってもらいやすく親子の会話も弾みます。

ガス漏れの危険性が無い

ガス漏れの危険性

料理中に、ご近所の方と玄関で長話をしてしまい鍋を吹き零してしまい、炎が消えてしまいガス警報器が鳴り響くことになったら大変なことです。

もし気が付かなければ室内に充満して一酸化炭素中毒になると危険な事態になりかねません。

暖房のコストが抑えられる

蓄熱暖房機は安価な夜間電力を利用して熱を蓄えて、放射熱で部屋をゆっくり暖めることができるのでコストが安くなります。
エアコンが苦手な方に向いていて燃焼しないので室内の空気を汚さずに音も静かです。

・オール電化リフォームで後悔しないためのコツ

オール電化を得意とする業者を選ぶ

今のご家庭の現状での不満を解消するためにオール電化リフォームを検討されていると思いますが、実績の無い業者の場合には、施主の要望を満たせる最適なリフォームプランができない可能性があります。

オール電化 業者

太陽光パネルや蓄電システムなどの複数の組み合わせ提案があれば、ランニングコストと各プランの工事費を比較してライフスタイルに合ったリフォームプランを選ぶことができます。

リフォームプラン

予算が合わない時でも今までの経験やアイデアにより、代替え案を出すことで施主の予算に納めることもできるでしょう。

アフターメンテナンスがしっかりしている

アフターメンテナンス

飛び込みでやってきた業者にモニター価格と煽られてしまい、オール電化リフォームしてもらったが連絡しても対応が遅かったり保証期間が曖昧な業者では信頼できません。

リフォーム会社の経営状態や担当者の技術力、受け答えも大切ですが同じようにアフターメンテナンスがしっかりしている業者を選ぶべきです。

困った事やちょっとした疑問でも親身になって、いつでも対応してもらえることがベストでしょう。

お湯の使用量を把握する

お湯 使用量

エコキュートのタンク容量を上回るお湯を家族が使ってしまうと、不足分を昼間に追加で沸かすことになってしまいます。

深夜電力を利用してお湯を沸かすことがメリットなのに活かすことができません。

2人~3人家族の場合は300L、3人~5人家族の場合は370L、5人~6人家族の場合は460L、6人~7人家族の場合は550Lが目安となっています。

地域によって塩害対策や寒冷地対策が必要となるのでリフォーム業者に確認されて下さい。

IHクッキングヒーター用のコンセントが必要

200V回線

IHクッキングヒーターに必要な200Vの回線を自宅の分電盤に追加するので契約容量が増加します。

通常の100Vのコンセントは使用できないので、キッチンが側に200Vのコンセントを専用に設けることで利用することができるのです。

太陽の恵みを活用する

太陽光発電を採用することで自宅で使いきれない余剰電力を電力会社に買い取ってもらうことができます。

太陽光発電

設置コストは高額になりますが補助金も活用できるので、長期的に見ると初期投資のコストを回収してしまえば有益な方法だと言えます。

注意しなければならないのが太陽光パネルを設置する屋根の方角によって発電効率が違ってきます。

屋根の方角

地域や気候にもよりますが基本的には、傾斜した屋根の南面が理想的で次いで東西面、北面と効率が悪くなるので施工業者に確認しましょう。

太陽光パネルも製品によって太陽光から電気に変換する効率に差があるので各メーカーの性能表を比較されることを勧めます。

・オール電化のまとめ

オール電化リフォームには、どのようなメリットやデメリットがあるのか、ご覧頂けましたでしょうか。

オール電化は組み合わせ方で高額にもなるし、お求めやすい費用に抑えることも可能です。

太陽光発電の施工実績があり予算に合わせた誠意あるプランで対応をしてもらえる業者と巡り合うことが大切です。

ここの記載したポイントをご家族で検討されてオール電化リフォームの参考に少しでもなれば幸いです。

【悪徳リフォーム業者に騙されないでオール電化を得意とする業者を探す方法について、こちらの記事で詳しく書きました。ご参考ください。】

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