リフォーム業者との契約も済んでいよいよ工事が始まりました。
フルリフォームなので近所に仮住まいです。
どれくらい進捗しているのか気になるし、ご近所は大丈夫なのか気になります。
でも「工事の邪魔になりそう」とか、「職人さんばかりで現場に行きずらい」と思われていませんか?
あなたは家主ですよ、胸を張ってリフォーム現場を見学して下さい。
打ち合わせした通りに進んでいるのか、近所に何か迷惑を掛けていないかこの目で確認する必要があるのです。
・業者に任せっきりは危ない
信頼できるから大丈夫だとリフォーム業者に任せっきりにすることは待って下さい。
自分たちが知らない間にリフォーム業者が、単独で近所の住民に迷惑を掛けてしまうことがあります。
工事が終わって気まずい雰囲気で生活することにならない為にも工事中のチェックは大切です。
見えないところで手抜き工事なんてされたら堪ったもんじゃありません。
最初から疑っているわけではなく施主の責任における確認作業です。
・リフォーム工事中のチェック事項
近所迷惑になっていないか確認する
騒 音
リフォーム工事では電動工具の騒音で、周辺のお宅に迷惑を掛けることになりますが、時間外も作業を継続してしまうことで更に迷惑の上乗せをしてしまいます。
事前に周知している時間外の作業を、工期を短縮する目的で業者が勝手にしているのであれば注意すべきです。
粉 塵
研磨や吹付の伴う作業であれば粉塵が発生しますが、周囲を防塵シートなどでしっかり養生する必要があり、計画通りにしていなければ洗濯物も干せない状況になり大変な迷惑です。
普段からお隣さんにも何かあったら業者では無く、自分たちに遠慮なく文句を言ってほしいとお願いしておきましょう。
工事車両
他にも工事車両のために専用の駐車スペースを設けてあるのに、道路に不法駐車してしまったり資材搬入のために大型のユニック車がご近所の間口を塞いでしまい、出入りができない状況であったら大問題です。
作業員
そして作業員のマナーもチェックが必要です。
昼食時間に外で弁当を食べてゴミをそのまま放置してしまったり、近隣の敷地に涼しいからと入り込んで休憩してしまうことがあります。
直接作業員へ注意するのではなくて、リフォーム業者の担当者を呼び出してすぐにでも是正しましょう。
図面通りになっているかチェックする
図 面
契約図面や打ち合わせの通りに施工されているのか現場を確認します。
間取りや開口部の位置など目に見えるところは当然ですが、完成して仕上がってしまうと見えなくなる部分は必ず見ます。
【室内ドアのリフォームをお考えの方に参考になる記事があります。】
下地材
下地の部材やピッチなどが適正に施工されているのか、補強する必要があるのに忘れていないかなど工事監理者が検査する部分ですが、施主として現場をチェックする意識が大切です。
塗 装
外壁の塗装であれば下地の乾燥期間が確保されていて、下塗りから上塗まで適正な塗布量で施工されているのかチェックします。
【外壁塗装のリフォームをお考えの方に参考になる記事があります。】
小規模なリフォームの場合には営業担当者と現場管理者を兼任している場合が多いですが、全面リフォームなら工事監理者を配置してもらい、施主と一緒に現場見学しながら質問に答えてもらえる環境を作りましょう。
難しいのであれば専門の建築士に依頼して、構造体や下地などのポイントごとに検査してもらうと安心です。
このようなことで施主の熱意が業者や作業員へ伝わり、気持ちを引き締めさせて手抜き工事を防ぐことに繋がるのです。
工程表の通りに進捗しているのか確認する
リフォーム工事には施主の目的があり、逆算して工期が組まれていて着工しています。
年初めを新しい住まいで過ごしたいとか、家族が増えるので増築したいとか、様々な理由がありリフォームを計画しているのです。
天候などの理由は別として、資材の到着の遅れや作業員不足、施工の間違いなどで工期が厳しいと騒ぎ出したら困りものです。
平日も時間延長で夜間作業を進めて、休日もお構いなしで工事をされたら家族も堪りません。
近所には余計に迷惑を掛けるし、焦りながら作業すると施工不良の原因が増えます。
間に合えば後から補修すればいいと、手抜きな工事をされたら損をするのは施主なのです
週の初めに工程表を片手に現地を確認して、工事ごとの進捗が遅れていないかチェックしましょう。
早い段階であれば作業員を増員したり、工法を見直したりして工期短縮することも可能です。
・まとめ
自宅をリフォームをするときには何かと気を使うことが多くて大変です。
ご近所に対して気を使うのは当然ですが、リフォーム業者にまで極度に気を使う必要はありません。
契約した時点でお互いの信頼関係の元にリフォーム工事をしてもらうのですから、気になる事があれば遠慮しないでズバズバ言うべきです。
業者の方も施主の求めているものは何なのか、どのような性格なのか人間性も分かってもらった方が良いのです。
お互いが心底打ち解ける関係になれば、包み隠さず言い合える関係が築けるのです。
リフォームで後悔しないためにも自らが、積極的に現場を確認することで理想とする家づくりに繋がるのです。
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「リフォーム工事中のチェック事項」
リフォーム工事は騒音が出ますが時間外も作業を継続して作業していたら迷惑です。
粉塵が発生したら周囲を防塵シートなど養生しないと洗濯物も干せない状況です。
作業員が弁当を食べてゴミをそのまま放置してしまうことがあります。
リフォーム業者の担当者を呼び出してすぐにでも是正しましょう。
現場が図面通りになっているかチェックする必要があります。
仕上がると見えなくなる部分などは特に重要で、工事監理者が検査をしますが施主も一緒にチェックする意識が大切です。
リフォーム工事には施主の目的があり工期が組まれています。
資材の到着の遅れなどで工期が厳しいと、平日も時間延長で作業を進めだしたら近所にも迷惑を掛けるし、焦りながら作業すると施工不良の原因が増えます。
作業員を増員したり、工法を見直したりして工期短縮することも可能です。