自宅の開口部や屋根、壁などの断熱改修などのような、省エネ性能を向上させる目的のリフォームと併せて、バリヤフリー改修をした場合に補助金がもらえるのです。
目次
・補助金の交付申請期限
エコリフォームに関心のある方にとっては、この住宅ストック循環支援事業補助金は、条件を満たされるのであれば使わない手はないです。
条件としては住宅に自分で住んでいて、エコリフォームを業者と契約して実際にリフォーム工事をすることや、エコリフォーム工事が完了した後に、住宅が耐震性を保持していることなどが条件となっています。
対象工事期間や申請期間は下記の通りとなっていました。
対象工事期間
平成28年11月1日~平成29年12月31日
第1回補助金交付申請期間
平成29年2月1日~平成29年2月28日
第2回補助金交付申請期間
平成29年5月1日~平成29年6月30日
第3回補助金交付申請期間
平成29年8月1日~平成29年9月7日
第3回補助金交付申請期間も終了しているので今後の住宅ストック循環支援事業補助金の新たな受付などが開始されましたらお知らせする予定です。
・住宅エコリフォームとは
住宅ストック循環支援事業補助金には、良質な住宅の購入やエコ住宅への建替え、自宅のエコリフォームの3つの取り組みがあります。
住宅エコリフォームは年齢制限もありませんし、補助の限度額も1戸当たり30万円、耐震改修をするのであれば1戸当たり45万円の支援を受けられます。
・エコリフォーム箇所と補助額
①~③のうちで1つが必須になります。
それと補助額の合計して5万円以上であれば申請できます。
①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
3,000円~25,000円/箇所
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
( )は部分断熱の場合です。
外壁の断熱改修 120,000円(60,000円)
屋根・天井の断熱改修 36,000円(18,000円)
床の断熱改修 60,000円(30,000円)
③設備エコ改修(エコ住宅設備のうち、3種類以上を設置する工事)
太陽熱利用システム 24,000円
節水型トイレ 24,000円
高断熱浴槽 24,000円
高効率給湯機 24,000円
節湯水栓 3,000円
①~③と併せて対象とするエコリフォームです。
A.バリアフリー改修(手すり設置、段差解消、廊下幅等の拡張)
手すり設置 6,000円
段差解消 6,000円
廊下幅等の拡張 30,000円
B.エコ住宅設備の設置(1種類又は2種類の設置)
設備エコ改修に同じ
C.木造住宅の劣化対策工事(土間コンクリート打設等)
小屋裏 小屋裏換気口設置 8,000円
小屋裏点検口設置 3,000円
浴室・脱衣室 浴室のユニットバス設置 30,000円
脱衣室の耐水性仕上げ 8,000円
床下等 外壁の軸組等及び土台の防腐防蟻措置 20,000円
土間コンクリート打設 120,000円
床下点検口設置 3,000円
D.耐震改修
耐震改修 150,000円/1戸
E.リフォーム瑕疵保険への加入
リフォーム瑕疵保険への加入 11,000円
例えば自宅の条件に合致した項目として、外壁の断熱改修と土間コンクリート打設を申請してエコリフォームすれば24万円になります。
ご自宅の現状に即したエコリフォームが実現できるのです。
・住宅エコリフォームの申請の方法
住宅の所有者が直接エコリフォームの申請はしません。
基本的には工事を発注したリフォーム業者が、申請手続きをして補助金を交付してもらうことになります。
ですから通常のリフォーム工事の請負契約を交わして、工事代金の支払いをすることになります。
そしてリフォーム業者より補助金の分は還付してもらうのです。
・まとめ
住宅ストック循環支援事業補助金
開口部の断熱改修と併せて、木造住宅の劣化対策などのリフォームをした場合に補助金が受けられます。
補助金の交付申請期限内に申請して条件を満たすことが必要です。
住宅エコリフォームとは、年齢制限も無く補助の限度額も1戸当たり30万円、耐震改修をするのであれば1戸当たり45万円の支援を受けられます。
住宅エコリフォームの申請の方法は、住宅の所有者が契約したリフォーム業者がエコリフォーム申請して後で還付される形です。
今回の補助金は終了してしまいましたがそれ以外の補助金を詳しく知りたい方は専門業者に相談されると宜しいと思います。
タウンライフリフォームは無料でプロのアドバイスを受けられてプラン作成もしてもらえるのでお勧めです。